[詳細ページ6]【心理療法】の流れや性質について

『カウンセリング こころの相談所』では、相談者様のお話をじっくり「傾聴」し、「共感」して、『意識』にアプローチしていく通常の【心理カウンセリング】と並行して、心理カウンセラー主導でおこなう『無意識』にアプローチしていく高度な技術である【心理療法】もおこなっていきます。

 

「傾聴」、「共感」による『カタルシス効果』で、心が軽くなり、心のエネルギーを蓄えることができると思います。

ただ、その『カタルシス効果』により心が改善に向かっていると思われるかもしれませんが、心の深い部分に問題がある場合、ネガティブな『想像の世界』は何度を出現します。

つまり、「傾聴」、「共感」による『カタルシス効果』は一時的なものであり、先を見据えて適切な高度なカウンセリング技法や【心理療法】により心の問題を根本から改善していく心理カウンセリングが、『カウンセリング こころの相談所』が考える《本来の効果が得られる心理カウンセリング》であります。

 

おそらくそこが、《相談者様のカウンセリングのイメージ》と《『カウンセリング こころの相談所』がおこなう実際のカウンセリング》との相違になる可能性がある部分かと思われます。

 

よって、【心理療法】などをおこなう時間もできるだけ《計画的》に確保していく必要があり、時間配分に対して、相談者様のできる限りのご協力が必要となります。

 

【心理カウンセリング】が《思考》⇒《行動》の流れになる傾向が比較的多いのに対し、【心理療法】は性質上《行動》⇒《思考》の流れが実施していく上で最も大事な基盤となることをご理解いただき、相談者様はできる限りその流れにご協力いただければと思います

 

まずは『感覚』に変化を及ぼすための《行動》を《今この瞬間》に自らの『意識的選択』で起こしていく!!

 

『感覚』から《思考》が産まれるため、『感覚』が変わらないうちは《グルグル思考》からは抜け出せないでしょう。

 

『現実の世界』で《行動》を起こし、その後で『現実の世界』の結果に対して《思考》していくのです。

 

そのようにして、『現実の世界』で『新しい感覚』を得て、それを[追加]していき、相談者様が捉われている『想像の世界』との[比較対象]を創り、その『想像の世界』が全てであるという《思考》は[錯覚]であることに気づいていき、『無意識』が持っている[変化]に対する「なんとなく変化することが不安」と感じる[根拠]のない過剰な防衛本能である『普遍的無意識』に飲み込まれずに、『想像の世界』から抜け出し、『現実の世界』に戻る必要があります。

 

《今この瞬間》の限りあるこの時間を使って、ご自身が何の目的(何の欲求)で何の《行動》をご自身で『選択』しているのか、しっかりと冷静的に、客観的に、論理的に『意識的』に捉えられるようになっていくことが、《自立》して《責任》を持って自分自身の力で自分自身を適応的にコントロールしていくことができるようになるために重要なパターンになっていきます。

 

なんとなく『無意識』に支配されてやっていることに対して、強い『意識』を持って、《行動》を『選択』できるようになる『現在』の『現実の世界』で実際に効力がある『知識レベル』ではない【スキル】を《今この瞬間》から身に付けていき、『無意識』自体を《自発的》に《主体的》に変えていける《姿勢》を築き上げていくのです。

 

ストレスが溜まっていく原因、心の問題を解決できない原因の殆どは、『変わりたい欲求』と『変わりたくない欲求』の綱引きをご自分の中で『選択』しておこなっていることが原因だと考えます。

大事なことは、今までご自身が努力してやってきたことに対するこだわりやプライド、変化してしまうことへの無意識的な不安や自分がやってきたことが無駄だったかもしれないという失望感などが、もし《より幸せになることができる新しい自分》になっていくための『妨害』となっているという『現実』があるのであれば、それらを少しずつでも【手放す】ことをしていき、『過去の想像の世界』を切り離し、マイナスを延々と引きずらずに、《今この瞬間》からゼロからスタートして【実践行動】を積み重ねていき、今までの自分とは異なる《新しい自分》を創造していこうという《勇気を振り絞った決断》が必要不可欠となります。

《決断》を後回しにしていては《今この瞬間》のこの時間は過ぎ去っていき、『未来』に進むことはできないのです。


『未来』はどんどん『現実的』に「人がコントロールできない物理の法則」に従ってやってくるのです。


この世の中は『現実的』に厳しく、どれだけ『思い』が強くても、「物理の法則」自体には逆らうことはできないのです。

【心理療法】の効果を最大限発揮できるように、できれば『詳細ページ6ー1』で【心理療法】の特徴と注意点をご覧いただけましたら幸いです。